ずっと住んできた家の中なのに、年を取ると、ふとした時につまづくことがでてきます。
今まで意識していなかった、ほんのわずかな段差が危険になるとは思いもしませんよね。 歩くときだけではなく、車椅子での移動時に段差があると不便です。 車椅子に乗せて、部屋から部屋へと介助される家族の方も、段差を乗り越える負担が減ります。
そんな段差をなくす福祉用具、スロープについてまとめました。
レンタルできるスロープ
「スロープは工事でつけるものではないの?」 実は、据え置き工事以外にもレンタル・購入ができるんです。
まずは、レンタルして試してみてから購入されてもいいですよね。
置くだけで段差解消するスロープ
段差の高さに合わせて、1㎝から6cmまで5mm刻みでスロープがあります。
部屋から部屋の段差の高さに合わせてスロープを置くことができます。
緩やかな14度の傾斜がついているので車いすでの移動も楽に移動できますよ。
材質はゴムになっています。
表面には、滑りやすい靴下でも滑りにくい溝が入っています。
ゴム製で手で持ち運びやすいサイズで、安価で購入することができます。
角度が選べるスロープ
玄関から段差のある上り框にかけて使うことができます。 角度をつけてL字型のスロープもあります。
角度30度、60度、90度の三種類の角度がつけられて、右のカーブ、左のカーブどちらでも使えます。
簡単に畳んで置いておけます。
家の外に置くスロープ
玄関まで階段になっているとその段差を上がるのも一苦労。
車いすで上がろうと思うとスロープは必須です。
こちらは、70㎝以上の段差のあるところでも、使えるスロープです。 ジョイント部分があり、つないで使用します。
半分に折りたたんで開けるタイプのスロープです。
使わない時は、畳んで置いておいたり、車に乗せて運ぶこともできます。
軽量タイプで運びやすい重さになっています。
スロープ選びの注意点
スロープの素材は、アルミや金属、ゴム、特殊繊維などがあります。
劣化しやすいなどの特性もあるので検討材料の一つにしてみてください。
段差の高さが高くなるとスロープの傾斜角度が、きつくなり、上がり下がりが辛くなってしまいます。
傾斜角度をゆるくするためにスロープの長さを長いものを選ぶこともできます。
スロープを設置できるか?設置場所の確認はするようにしましょう。
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